禁煙初日から、いきなり地獄
正直、禁煙1日目からしんどかった。
一番きつかったのは、車の運転中。
これまで「信号待ちはタバコタイム」「長距離運転の休憩中もタバコ」って感じで、タバコありきの運転やったのに、それがなくなると手持ち無沙汰でソワソワ…。手が無意識にポケットや灰皿の方に伸びて、「もう吸えへんねや…」って現実に引き戻される感じ。
禁煙=我慢って頭ではわかってても、“習慣”ってほんまに身体に染みついてる。
それに、これまで眠気がきたときもタバコでごまかしてたことに気づいた。眠気覚ましに一服してたのが当たり前で、それができない。結果、眠気は直撃、集中力も落ちる、イライラ倍増。
禁煙って、身体の問題以上に“生活のパターン”を見直すことなんやなって痛感した。
さらにきつかったのが、「1現場終わったら1本」って習慣がなくなったこと。達成感を感じるきっかけがなくて、気持ちの切り替えができなくなった。
夜の誘惑と、子どもと一緒に寝るという回避策
一人ではなかったけど、食後の一服の誘惑がすごかった。
夕飯を終えたあと、「さぁ吸うか」という習慣が抜けず、気持ちが落ち着かない。
そこで、自分は“寝てしまう”作戦をとった。
子どもたちと一緒に寝かしつけ、そのまま自分も布団にダイブ。
起きてたら吸いたくなる。それならもう寝てしまえ、と(笑)
20時に寝る生活は今でもちょっと笑えるけど、それくらいせな乗り越えられへんかった。
咳がきっかけで走り始めた
禁煙してしばらく経って、吸いたい衝動はもう落ち着いてた。
でも、季節の変わり目や疲れてるときに出てくる“咳”だけはずっと残ってた。
「タバコやめたのに、なんで咳出んねん…」ってモヤモヤが募って、
「これはもう心肺機能を鍛えるしかない」と思って、とりあえず走ってみることにした。
とりあえず5km。ただただしんどかった
最初のランニングはしんどかった。
息は切れるし、足は重いし、走り終わってもスッキリなんてしてへん。
でも、数日後にまた走った。そしてまた数日後に。
気づけば「ほぼ毎日5km走る」ようになっていた。
スピードは遅くても、走った日は咳が出にくくなってる感覚があって、「これは意味あるかも」って思えた。
ランニングだけでも、いろんな変化があった
体調面だけやなく、気持ちにも変化が出てきた。
少しずつ「何もしないよりマシかな」って思えてきて、いつの間にかそれが習慣になっていた。
あと、単純にちょっと痩せた(笑)
……今は元に戻ってもうたけど、でも「ちゃんと動いてた自分」はちょっと誇らしい。
まとめ:禁煙はしんどい。でも、“動く”ことで救われることもある
禁煙ってほんまにしんどい。
吸いたくてしゃーない時間も、咳が止まらんモヤモヤも、誰にもわかってもらえへんような孤独感もあった。
でも、ちょっとでも体を動かすだけで、少しずつ変われた。
無理せんでもええ。5分でも、歩くだけでもいい。
少しの運動が、「もう吸わんでも大丈夫かも」って自信につながるかもしれません。
禁煙でしんどいあなたに伝えたい3つのヒント
- ① 吸いたくなる“時間”を避ける工夫をする
→ 食後、運転中、仕事終わり。いつも吸ってたタイミングから物理的に距離を置くのがコツ。 - ② 咳が出るのは、体が回復しようとしてる証拠かもしれない
→ 焦らず、無理せず。運動を通じて自分は改善されていきました。 - ③ 「とりあえず5分だけ」でもいいから、体を動かしてみる
→ 少しでも気がまぎれる。その積み重ねが、やがて習慣になるかも。
禁煙=我慢だけやない。
「自分を変えるきっかけ」にしてみてもええんちゃうかな、って今では思ってます。
コメント